カルボナ~ラ天一
天一との出会いはいつですか?
最近、天一でドキドキしましたか?私、しました。
天一(天下一品)を初めて食べたのは、大学を卒業して就職して一年目とかでした。当時
大学からお付き合いしていた彼女に連れられた五反田の天一でした。
私は東京で某家電SブランドのハウスのSP制作会社。彼女は広島の某自動車メーカーの東京のハウスの広告制作会社。私と違って彼女はしょっちゅう広島や関西方面に出張をしており、そのときにどうやら天一に出会ってしまいその衝撃を抑えきれなかった様子。
「とにかくスープがドロドロで少なくてポタージュ」
そんな説明をされながら、食べ、そして驚愕した記憶があります。
「ほんまや、ポタージュや・・・。」
そして私の知らない世界をひらいていく彼女に嫉妬したものです。
悔し涙の味がしました。(嘘です。)
当時の気持ちはどこへやら。。。
時々食べたくなる中毒性の高いラーメンの一つですが、あの時の新鮮さはなくなっていました。
そう。
一昨日食すまでは。
この漫画、ご存知でしょうか?
「ラーメン大好き、小泉さん。」
JKがひたすらラーメンを食べる漫画です。
この第一巻に天一が登場します。
主人公のその特異な食べ方が、衝撃でした。
マネしたら、大変でした。まっしぐらでした。
猫まっしぐら。
その1.ラーメンこってりの定食を頼む
この場合、からあげ定食または豚キムチ定食が望ましいでしょう。
その2.トッピングで半熟たまごを追加
ゆで卵ではなくあくまで半熟を。
その3.着丼したら、まずはラーメンこってりを半分食べる。(半分残す)
たまごにはまだ手をつけない
その4.ご飯とからあげなどを優雅にいただく
その間、ラーメンには手をつけない。
たっぷり時間をおく
その5.ラーメンこってりが、こってりスープを十分に吸って伸びかけていることを確認
その6.半熟たまごを割って、ほぼスープを吸った麺に絡めていただきます。
充分に濃厚スープを吸ったもっちりした麺、カラマルとろとろの黄身。
濃厚なカルボナーラを食べているような、もっさり感。
マネすると大変です。中毒性が特に高くて。。
食べ方ってそれぞれだけれども、
新しい発見って、まだまだあるもんです。世界は広い。
というお話でした。
ちなみに、餃子を食べるときと、レバーのタレを食べるときに、
カラシで食べるのが大好きです。覚えておいてください。
エリザベス
クリエイティブなコトは朝に。
アングラで異世界な密会。デパートメントH
最近、仕事に忙殺されてすっかり余裕もない日々ではあります。
いやしかたない、選んだ世界だ。でもそんなに面白がっている時間がない
そんな世界。
ある程度大人になると、社会人経験も増えて日々のなかであまり驚きや
新しいことに出会うことも、稀なことになってしまうのが、なんだか寂しい。
(まあしょうがない、40を超えたのだから)
でも、まだまだ、世界は深い。
まったく見知らぬ世界を見てみようと、
東京のアンダーグラウンドイベントの老舗「デパートメントH」に行ってみました。会社の後輩をつれて。
(興味ないひとはググらないほうがいい。あと会社ではググらないほうがいい)
その手の世界の人々のなかでは、相当有名なイベントの「デパートメントH」
その手というのはサブカルやエログロの世界のことですが・・・。
場所は、鶯谷駅すぐの、元ストリップ劇場。
オープンは深夜の0時、終わりは朝の5時。
もうこの時点で怪しさが満点ですが、決して法の外のイベントではないのです。
(鶯谷なんて、大学時代にラブホテル使うために一回降りた程度の記憶しかない)
飲食の持ち込みは自由(というより館内は飲食がまったく売ってはいない)
写真付きのIDチェックを受けないと、入場が許されません。
厳しいですが、この厳しさを管理しているのは、巨大なドラッグクィーンの方々。ドラッグクィーンなんて昔新宿のCODEってクラブがあったときに、よく見たくらいで最近お会いしてなかった。
入口でIDっチェックをするのは、身長180センチ近くマツコデラックスのような巨体で赤いウィッグと分厚いファンデーション、カラコンをつけたドラッグクイーン。
(数名女の子の集団がIDを忘れて入場できていなかった。)
IDチェックを受け、エレベーターで昇っていくと、扉が開いた瞬間に、別世界が広がります。
受付を通って出迎えられるのは、全身を着ぐるみの人形(ラバードール)を着たキャラクターたちと、ガラスの水槽で紙幣に埋まっている、ほとんど裸の女の子。
オープニングから相当強烈!!って思いましたが。
それは、前菜に過ぎないのです。。。オードブルです。
こちらがラバードール
水槽ガールは、自主規制です(涙)
ステージでは、ドラッグクイーンの人たちが盛り上げてくれます。みな独創的で輝いていました。
美しい人のストリップもありました。
なんでしょう。こういう場で見ると全くいやらしくなくて、美しいばかりでしたね。流石に元ストリップ場だけはあります。歴史が背景となって演出してくれているようです。
このデパートメントH
お客さんの30%は女性です。あと30%が男性。
そして残りは、その判断が難しい人たちです(汗)
そして、また圧巻だったのが大蛇を体に巻き付けた女王様と、メイド服に身を包んだM嬢による緊縛ショーです。独創的なバイオリンの音楽とともにステージに広がる怪しげな世界は、ちょっと他では見れないでしょう。
会場内はとにかく特殊な趣向の人たちが、たくさんいます。その世界はもっともアングラな世界でしたが、もっとも人間らしい健全な世界だった気がします。
機会があったらまた絶対行きたい場所かも!
渋谷開発のはなし。
どこもかしこも都内は再開発のラッシュです。
更地になり、養生幕ができて、ちょっと今は、こころなし寂しい気がします。
大きな施設の再開発って、インフラ面でもちょっと不便。
まあ、再開発後の街が、もっともっと魅力的になるのであれば
それはそれで良いのかもしれないっすけども・・・
実はそうでもないようで。
僕は毎月、渋谷の理美容室で髪を切ってもらうんですが。
顔を剃ってくれたりするのは、理容室ならではですし、また気持ち良いのです。
顔の産毛って剃ってます?
つるつるになるのはとても気持ちがいい!
その理美容室はこの「渋谷駅再開発エリア」に丁度かぶっています。
通えるのもあと2年ありません。
残念で仕方ないのです。
結構、気に入った美容室を探すのって大変じゃない?
じゃあ、再開発終了後、この新しい商業施設にこの店が入るかというと、それはできないそうです。
なぜなら保証金や賃料が桁外れになるから。。。。
先日惜しまれながら49年の歴史をCloseした、渋谷駅南口の「東急プラザ」
ここも再開発で閉まっていますが、再開発後に、いままで入っていたテナントが入るかというと
それもほとんどが入らないとか。。。
高い保証金と賃料のために。。。。
街ってこうやって変わっちゃうんだなぁ~と思いましたね。
店が変われば来る人も変わる。
人が変われば、街も変わってしまう。
先日、新宿歌舞伎町にオープンした新宿東宝ビルも、そんなことを感じる一例でもありました。
藤田観光のホテル、TOHOシネマズはメインとしても
「長崎ちゃんぽん」「クリスピードーナッツ」「焼き肉トラジ」と。。。
高い保証金と賃料を払い続けられる、大規模チェーン店しか入れない。
結果そーなる。
地方のイオンショッピングモールかい!!!っていう品揃え。
あまりに個性がないのではないか?と。。。。
東京の主要な街だけは、そうなっては行けないはずなのに。
先日の東横線で女子大生いわく「もう渋谷には見るものがないよ」と。
そりゃそうだ。
再開発は、オリンピックなんて過ぎたあとでも、周辺の街に、東京に住む人々に
いつまでも愛されるような開発であってほしいなと。思うばかりでございます。