私と、にゃんこ先生と[改]

Never done before!ああぁ 選ばれし者の、恍惚と不安ここにあり。

社会の要求に呼応しない企業は、あってもなくてもいっしょ。

「法人税払ってるんだから、社会のためになってる!」っていう、とんでもない経営者がいたりするんだけど「それは会社の義務だから…」って思うわけです。きっと社会性に著しく欠如した方なんだろうな~と残念に思うわけです。

・・・・・・・世界の経営者と話した方がいいよね。

 

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うちの会社みたいに中小で認知度が低く、かつサービスが「生活用品」で無い場合、そしてB to Bのサービスの場合、ブランドの存在を知ってもらって「信頼」を獲得することって、至難の業なんです。いくらサービスが良くても、安くても。

CSR(Corporat Social Responsibility )やCSV(Creative Sosial Value)は、ある側面でその足りない部分を補足してくれます。「社会やマーケットからの誠実な要求への対応」はサービス全体で最も必要な「信頼」を補完してくれます。

 

なので、うちの会社もそういった意味でのCSRの改造が必要なのです。いままで少し色目を使い過ぎていたと思います。反省。

 

 

先日参加した社会起業大学(http://socialvalue.jp/)のセミナーでは、とある日本のトップメーカーのブランド担当の方から、こんな話が聞けました。

 

“Resposibility(責任)の原型は Responde / Response (対応・反応)です。つまりCSRとは、社会の要求やステークホルダーからのニーズに応えることです。”

 

(ある方の受け売りですが…)

『企業のサービスや商品が売れるのは、社会の要求やニーズに応えているからで、それってマーケティングの本質でもあり、CSRの本質でしょう?』

 そう、社会の要求に応えることが、企業活動(マーケティング活動)の本質と、CSRの本質ということです。ドネーションプログラム(寄付活動)だけではなくてね。

 

(私も含めてですが)勘違いし易いのは

・ドネーションプログラム(寄付活動)をCSRの全てだと思っている。

・事業の本質を捉え拡大させるための活動なのか?それとも「コスト」として意識している活動なのかが「どっちつかず」な状態になってはいないか?。

 

 

 「時代が変わってしまった」と講師の方は何度も言われていました。昔のように売れる商品を作り続けていれば良いわけではないのだと。「時代も社会も変わってしまった」と。その意識を経営者は肌で感じて事業方針を決めなければならないと。

 

 最近 B to Bの事業者ではどんなCSRを組むべきか?ということを考えていたりします。それは「うちの会社に社会(市場)は何を求めているか?」を考えることに近いからです。

そこで2社、最近気になる会社をピックアップしてみました。

 

 

なぜサイボウズは、働く時間と場所の制約をなくせたのか?  | サイボウズ式

(会社が社員の働き方を考えている、という姿勢を示すのはしっかりしたCSRの考えの1つだと思いますよ。)

“サイボウズは離職率が高い会社でした。採用でも大手企業と比べて人が集まらない。どうしてこんなに人気がないのだろうか…と困っていました。ゲームなどコンシューマー向けのIT業界は人気があるのですが、ビジネスIT業界は学生に人気がありませんでした。
ビジネスIT業界には「7K」(きつい、帰れない、給料が安い、規則が厳しい、休暇がとれない、化粧がのらない、結婚できない)というネガティブイメージがあるといわれていた。 
サイボウズは働き方の改革に取り組むことにした。”

 

 化粧がのらないは面白いです。ウィットに飛んでます。明るい社風が見て取れますね。実際の働き方の改革やそれによる事業効果は、彼らの活動次第ですので温かく見守ってみたくなります。

どうして同じB to Bのサービスを売り物にしているのに、こんなにも柔軟でポジティブでウィットなんでしょうか?サイボウズのファンになってしまいますね。ファンづくりが全社的に上手いと思います。というよりCSRの外部への発信が上手いのですね。見習いたいです。すごく。

 

  •  その2 業務支援ソフトの「セールスフォース」
 "セールスフォース・ドットコム ファンデーションの基本理念はシンプルです。
セールスフォース・ドットコムが持つリソースの1%を提供して、世界をよりよくする活動している団体を支援することです。
この 1% モデルは最高の価値を生み出すことができます。セールスフォース・ドットコムの就業時間、製品、および株式の一部を提供することで、社会を変革しようとしている団体のミッション達成を支援しています。

 

そもそも母体が外資ですからCSRの考え方が企業理念レベルで浸透していますね。海外の特に欧米の投資家は、その企業が社会のニーズのキャッチアップ具合をもみて投資すると言いますので、当然と言えば当然でしょうか。

 

セールスフォースの活動の美しいのは、企業の理念やコンセプトがチーム活動の強化にあるので、それに沿った活動をシンプルなメッセージで行っているとこですかね?社員のボランティア活動への支援や、NPOなどへのアプリケーション提供など、ドネーションではない実にかなった活動です。無理もしない、へんな欲も無い、自社のもちうるスキームを提供する。勉強になりますね。

ここも同じB to Bです。素敵ですね。

 

 

日本は欧米に比べると2-3年遅れているんですかね?この分野は。