鏡の国のアリスを可愛くするには?
映りの良い鏡をたくさん持たないと、美しくなれない。
別に外見のことを言っているのではないのです。電車の中で小さな鏡を片手に美しく変わっていく女性を時々車内で見かけますからね。怖いくらい。
他人は自分の「鏡」
『他人は自分を映し出す鏡』とよく言われますが、
どういう意味に捉えたらいいんでしょう。心理学的な「投影」と同じ意味づけをすると、他人の中に自己を投影するため、真っ先に気づく他人の良い部分や悪い部分は、自分の中にも持っている。自分も持っているから、同じ部分として気づく。文字通り他人は自分の一部でもあるわけです。
また、他人との触れ合いでは、自分と全く違う思考、全く違う価値観の人に触れることもあります。その場合、その考えに驚きと納得を得て、自分を振り返り、無かった部分を再確認するんでしょう。その経験はとても大事。自分に無い部分を吸収するかしないかは別問題として。。
他人には、友人には、たくさん接触したほうがいい
もしも、自分に友達が一人だった場合。鏡は一枚です。自分自身の投影にしても自分に無い部分の気づきにしても、一人ではその一人の範囲に限られてしまう。
もしも、自分を振り返り向上させたいのであれば、触れる他人を増やした方がいいでしょう。その友人が「いい鏡」か「悪い鏡」かは置いておいても、自分を磨き、成長させるためには、他人の鏡が必要です。
純粋な友情のある無しに関わらず、外を知らずに成長する人を見たことありません。よっぽど、アインシュタインみたいな「天才」なら話は違うんでしょうけど。
他人と触れて自分を見つめ直さないと、「いつまでも自分が一番」と思う「はだかの王様」になりかねません。
自分も、組織も会社も同じかもしれませんね。
外と触れ合って理解してこそ始めて、自分をわかるもの。会社や組織も、他人の目を通して見てもらうことが、自社を鍛えることになるんだと思うわけです。
先日は様々な結婚式場のウェディングプランナーの方々に集まっていただき、当社のサービスや業界の問題点などを聞く座談会を企画して実施しました。
やってよかった。
いただく意見は大変厳しいものが多かったですが、その分とても有意義でした。
(もっと早くやっとけってねw)