おのめのめ楽園 [改]

Never done before!

毎回いのちの洗濯をさせてもらう、小川もこさんの朗読会

就活中の私が難ですが・・・久しぶりの命の洗濯。。。
尊敬してやまない小川もこさんの朗読会を聴きにいきました。

今夜も素晴らしいコトバと音に出会えた2時間でした。

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小川もこ | MOKO OGAWA

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今回もいい朗読会でした。

新しい小説に出会える人生で、よかった。


いつも思うのは、耳から入るコトバで、その情景が目の前に広がることです。
その体験はとても心にくすぐったく、でも温かい瞬間です。

最初は

堀江令子さん朗読の 「うんとお腹をすかせてきてね」著:江國香織

こちらの作品、僕は以前に読んだことがあるんですが、それでも
「あれ???こんなに色っぽい作品だったかしら?」というくらい
耳から入るコトバには、色艶を感じました。

食事の趣味って、私も相手に求める最大の条件ですね。
この小説に出てくる女性のように、幸せにたくさん食べてくれる人が理想です。


そして

小川もこさん朗読の 「ひとでなしの恋」 著:江戸川乱歩

これも私は読んだことのある小説だったはずなのに、こんなに切なく、こんなに
美しい小説でしたっけ?って感じるのは、朗読の素晴らしさ!!!
蔵からこぼれる灯の光に照らされた、妻の充血した眼をした顔や
最後の血の海にシーンが、ありありと目の前に広がります。

毎回、作品のセレクトにも溜息。。。さすが、読書家ですな~
いつも、勉強になる。


今回の朗読は、ジャズピアニストの秋田慎治さんの演奏も。。。
印象的だったのは、オリジナル作品の「四月に君に会いに行く」
春の希望とちょっぴり不安の香りのする風を感じれる音でした。

CIRCLE

CIRCLE


いいな~・・・・ピアノは弾けるようになりたかったな~。


今夜も、いい音とそして、いいコトバに、命の洗濯をしてもらいました。



追伸)もこさん、お誕生日おめでとうございます!