国立科学博物館ノススメ
もしも彼氏(彼女)との2回目のデートにお勧めしたいのが、上野の『国立科学博物館』です。
最初のデートで使うには、いささか話題が偏りすぎることと、双方に『楽しむ』能力を求められる施設です。2回目のデート、気にらなかったら別れられるし、戻れるし、そして相手のモノを見るセンスを確かめられます。感性を確かめられます。そういった意味でセカンドデートにお勧めの『国立科学博物館』です。
隅々まで楽しめる博物館
▼外観はこんな感じ。
サイトから拝借
外に大きなシロナガスクジラがいます。
お勧め1:パンダとヒョウが並ぶ緊張感を感じなくもない哺乳類展示。
この哺乳類展示を見て何も感じないような人は、動物的な感性が欠落した人なんでしょう。人間かどうか?すら疑問視したほうがいいです。
この哺乳類の展示以外にも、海の生物や恐竜時代の生物などの展示、生き物の骨格展示などもどれも迫力ある魅せ方です。
お勧め2:待ち合わせはこの犬の前で。
渋谷の駅前で散々お世話になりました。あのハチ公の剥製です。そっと手を合わせることができれば、その相手は慈愛に満ちた人でしょう。
ちなみにハチ公の後ろには、南極から生き抜いたタローもいます。
お勧め3:あの夏を感じる。
セミの鳴き声が聞けます。そう。いつでもあの暑い夏に帰れます!!しかしツクツクホウシだけでこんなに種類がいるとは(驚)
お勧め4:自分の小ささを知る。
宇宙を旅することも出来ます。銀河系だって飛び越えられます。くよくよ小さなかことで悩んでいないで!宇宙から見たらちっちゃいちっちゃい!
最後は自らが展示物となる!!
太古の昔から現代までの日本人の姿を展示するコーナー。近代人の横の「現代人」の剥製はありません。そう貴方が入って現代人の剥製となるのです。
ここで、自ら進んで展示物にならないような相手は、人に観察されるのが嫌いな、もしかしたらどこかの国のスパイかもしれません。
いつきても必ず新しい発見や出会いがある『国立科学博物館』。常設展だけ何度でも見にこれる「年間パスポート」は1,000円!お得です。
【補足】
いまならミニ企画展「帝国飛行協会と航空スポーツ」があります。ただの写真展ですが、日本に飛行機の技術が入ってきてからの飛行機と人々の歴史が見れます。当時日本で作られた飛行機はいく度となく、町や海に落ちるものだったようです。ただ、そんなひっくり返った飛行機の傍らで、清々しく笑っている技術者やパイロットの笑顔。(墜落したのにですよ?)
きっと当時のひとのこういう笑顔を支えたものが、僕らに足りないんだな。って。思いました。(松任谷由実の「ひこうき雲」聴きながら見ることお勧め)