共感しなくなっていいじゃないか!
何でも共感しあうことが良かったり、共感を得るために何か行動を起さなければならなかったりする世の中ですが。大きな共感は良い方にも動きますし、やっかいな狂気を孕んだプロパガンダを作りやすい世の中でもあるのかな?と思う日々でもございます。
多面的な魅力を持たせその共感を経てこそ、そのモノやコトのファンに、私たちはなるわけですが、
人間には、ひとつやふたつ、周りから共感を全く得られない趣味や活動や考えが
あったっていいんじゃないか?
魅力的になることが正義なのか?
いや、むしろ共感を得られない何かを隠し持つほうが、人間として強いんじゃないか?
ハロプロ。のお話しです。
ハロープロジェクト。ご存知つんくさんがプロデュースしていたモーニング娘。を発端としたプロジェクトです。
わたしは大学卒業後早々の仕事が代理店での「モーニング娘。展」だったりして、もっとも吸収力の高い意欲的な時期(いまも意欲的)に、限定的な時間ですが四六時中モーニング娘。を聴くという環境に身をおいていたのです。結果としてつんくさんの音楽に、ヨダレを垂らすパブロフの犬が出来上がるのです。
当然のごとく、いまも秋元康軍団の48や坂道などには特別にいいとは思いませんが、ハロプロだけは別なのです。
特にアンジュルムは!
まずはライブパフォーマンスが最強と言われるアンジュルムのライブ映像からいかがでしょうか?
いまのメンバーとは異なりますが最強ぶりはみていただけるかと。。。
魅力を紹介しましょう。(個人的見解です)
1. 錬磨された女性アイドルの到達点。
スマイレージから改名を受けてのアンジュルムは、少人数ながらメンバーの卒業と加入を、比較的短いスパンで繰り返したグループで、その度に個々はキャラを強め、人間関係を再構築していきます。揉まれ鍛え上げられたグループ感がそこにはあるのです。だからなのか子供っぽくないのも魅力的。
なかなかモー娘。には見られない衣装設定はオトナのあかし?
2. 音がいい
ハロプロでは°C-uteのサウンドは良かった。しかしもうあのグループはおりません。アンジュルムの音楽はパフォーマンスに定評のある、最強アイドルの名を得れるグループに相応しい、音楽だと思う。
是非にも効いて欲しい
常に振り返るアンジュルムの原点としての大器晩成
リーダーのあやちょが卒業を発表しましたが、メンバーの層の厚いキャラクターは女性アイドルとしての新たな次元へ導いてくれるとも思うし、個人的には「永遠を手に入れたアイドル」として現存メンバーで永久に走り続けて欲しい。
そして別に個人的な歓びに、共感なんて一切要らないのです。