毎回いのちの洗濯をさせてもらう、小川もこさんの朗読会
就活中の私が難ですが・・・久しぶりの命の洗濯。。。
尊敬してやまない小川もこさんの朗読会を聴きにいきました。
今夜も素晴らしいコトバと音に出会えた2時間でした。
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小川もこ | MOKO OGAWA
今回もいい朗読会でした。
新しい小説に出会える人生で、よかった。
いつも思うのは、耳から入るコトバで、その情景が目の前に広がることです。
その体験はとても心にくすぐったく、でも温かい瞬間です。
最初は
堀江令子さん朗読の 「うんとお腹をすかせてきてね」著:江國香織
こちらの作品、僕は以前に読んだことがあるんですが、それでも
「あれ???こんなに色っぽい作品だったかしら?」というくらい
耳から入るコトバには、色艶を感じました。
食事の趣味って、私も相手に求める最大の条件ですね。
この小説に出てくる女性のように、幸せにたくさん食べてくれる人が理想です。
そして
小川もこさん朗読の 「ひとでなしの恋」 著:江戸川乱歩
これも私は読んだことのある小説だったはずなのに、こんなに切なく、こんなに
美しい小説でしたっけ?って感じるのは、朗読の素晴らしさ!!!
蔵からこぼれる灯の光に照らされた、妻の充血した眼をした顔や
最後の血の海にシーンが、ありありと目の前に広がります。
毎回、作品のセレクトにも溜息。。。さすが、読書家ですな~
いつも、勉強になる。
今回の朗読は、ジャズピアニストの秋田慎治さんの演奏も。。。
印象的だったのは、オリジナル作品の「四月に君に会いに行く」
春の希望とちょっぴり不安の香りのする風を感じれる音でした。
- アーティスト: 秋田慎治
- 出版社/メーカー: CHELIM MUSIC RECORDS
- 発売日: 2013/04/04
- メディア: CD
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いいな~・・・・ピアノは弾けるようになりたかったな~。
今夜も、いい音とそして、いいコトバに、命の洗濯をしてもらいました。
追伸)もこさん、お誕生日おめでとうございます!
ホリエモンって、謙虚な経営者だと思った。
出所後の書籍の堀江貴文さんの「ゼロ」を読んで、働くことの意義とか
モチベーションのあり方とか、仕事についての意識とかが、ものすごく
刺激的で、大学の頃に読んだ阿部公房の「砂の女」くらいに衝撃的な
本でもありました。
せっかく、金持ちも貧乏人も平等に与えられた「時間」を、
何の価値に変えていくのか?ということ。
今回読んだのは、堀江さん収監中の出来事を描いた
「刑務所わず。」
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/01/14
- メディア: 単行本
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細かな観察力なんかにも脱帽なんですが、この堀江さんという人物は
全て身に起こる事象に関して、「考える」ことができる人なんだなと。
全く異質の刑務所という社会の中でも、謙虚に観察しながら、タフに
いま、この場所でできることをやる。とても真摯だなと思いました。
出所後のご活躍を見ると、この人は
また、周りにいる人のために、その人たちと一緒に、何かしたい!という
部分を自分を中心に巻き込んでいける人なんだろうなと。
そういう「人を巻き込む力」ってぜひとも習得したいところ。
最近のタレント実業家の言葉で印象的だったのが、神田うのさん。
何かのテレビでのセリフで
「仕事の報酬は、仕事です!」
なるほど。いい言葉。
図書館って地域の個性が出ていたりするのが面白い。
現在、転職活動中の身なわけですが、そういう自由をかけ流し温泉のように
満喫できる身分としては、図書館がいい空間です。
しかも電源タップも最近は完備しているところが多いので
パソコンを持ち込んで、勉強などにいそしむこともできわけです。
また、書籍のラインアップやその蔵書の魅せ方などに
特徴や個性が表れるのも面白いです。
最近図書館、行きました????
図書館にみる個性
ちょっとお気に入り(近所含む)図書館をご紹介じゃな。
- 入新井図書館 詳細こちら
こちらはとても新しい図書館です。館内はシンプル。大田区の
図書館に共通してですが、文豪由来の文化シティ推しです。
そういう書籍が多い気がします。
難を言えば、新しいので椅子がお洒落!ゆえに落ち着かない(涙)
- 国会図書館 詳細はこちら
知らない人はいないキングオブ図書館inジャパン!図書館の最高位です。
そこらへんの図書館とも違うのは、入館に対して厳格です。
カバン持ち込み禁止、携帯なども禁止。入館証がないと入場できません!
特筆すべきは
- 重厚でアンティークな建築物としての見応え十分!
- 閲覧用のソファ、机も重厚で安定した落ち着き!
- (なぜかは知らんが)リファレンスの女の子が可愛い!
しかしね、ネットに落ちていない情報にたどり着くには
ここが一番探しやすいですね。今でもすごい使います。
そういえば図書館っていうモチーフは、村上春樹の小説にも何か象徴的に
登場しますね。海辺のカフカや、世界の終り~などに。
最近はTSUTAYAのプロデュースする図書館も地方にできていますな~行きたい。
本当はもっと色々な図書館に行きたいんだけど、なんだか図書館って
駅などから異常に遠いんですよね。すごい不便なとこにあったりします。
大田区は幸い図書館が多いですけど、区によっては悲惨なほど図書館が
ありません(ググってみると一目瞭然です)
いまも子供たちが図書館で一生懸命、昔と変わらず本を読んでいる姿を
見るととても安心するものです。
パッションで働けたらいいね。
働くってどういうこと?
『smart速報』 【悲報】 NHKで放送された「居酒屋甲子園」がブラックすぎると話題にwwwwwwwwwww http://t.co/FiFnxEjbFx #面白ネタ #速報
— Smart速報 (@SmartSokuho_Sub) 2014, 1月 16
給料のために、お金のために働くのでしょうか?
もしもお金だけを稼ぐならば、別に働かなくても、いわゆる会社勤めという手を取らなくてもいいですよね?上司に媚びたり、終わらないデスマーチをしなくてもお金を増やすなら方法は他にもあるわけですよね。
1日の多くの時間を働くことに費やす、その時間の対価はお金ではなくて、熱量なんではないかと思うわけですね。
熱量=ヤル気とか情熱とか。
この熱量がないと仕事っていやっていけないんではないかしら?と思うわけです。
居酒屋甲子園のアルバイト君達と同じような熱量で叫び歌える仕事をしないと、いけないんではないのか?って感じますね。
ポエム化なんて特集で括られてしまったのは残念です。
ちなみに、私は大学時代(もう20年前くらい?)に、あのブラック企業で有名な⚪︎タミでアルバイトをしてましたが、確かに社員の方はいつも忙しく大変そうでしたが、やり甲斐をもって臨んでいたと思いますし、なんか羨ましいくらい輝いていたんですよ!(笑)
その姿を見て、当時私よりも高学歴だったバイトの友人達が居酒屋の世界に入っていったのも事実です。
居酒屋のバイトって本当に、大学や学生時代に体験すると楽しいんですよね。毎日が学園祭前日みたいで。
国立科学博物館ノススメ
もしも彼氏(彼女)との2回目のデートにお勧めしたいのが、上野の『国立科学博物館』です。
最初のデートで使うには、いささか話題が偏りすぎることと、双方に『楽しむ』能力を求められる施設です。2回目のデート、気にらなかったら別れられるし、戻れるし、そして相手のモノを見るセンスを確かめられます。感性を確かめられます。そういった意味でセカンドデートにお勧めの『国立科学博物館』です。
隅々まで楽しめる博物館
▼外観はこんな感じ。
サイトから拝借
外に大きなシロナガスクジラがいます。
お勧め1:パンダとヒョウが並ぶ緊張感を感じなくもない哺乳類展示。
この哺乳類展示を見て何も感じないような人は、動物的な感性が欠落した人なんでしょう。人間かどうか?すら疑問視したほうがいいです。
この哺乳類の展示以外にも、海の生物や恐竜時代の生物などの展示、生き物の骨格展示などもどれも迫力ある魅せ方です。
お勧め2:待ち合わせはこの犬の前で。
渋谷の駅前で散々お世話になりました。あのハチ公の剥製です。そっと手を合わせることができれば、その相手は慈愛に満ちた人でしょう。
ちなみにハチ公の後ろには、南極から生き抜いたタローもいます。
お勧め3:あの夏を感じる。
セミの鳴き声が聞けます。そう。いつでもあの暑い夏に帰れます!!しかしツクツクホウシだけでこんなに種類がいるとは(驚)
お勧め4:自分の小ささを知る。
宇宙を旅することも出来ます。銀河系だって飛び越えられます。くよくよ小さなかことで悩んでいないで!宇宙から見たらちっちゃいちっちゃい!
最後は自らが展示物となる!!
太古の昔から現代までの日本人の姿を展示するコーナー。近代人の横の「現代人」の剥製はありません。そう貴方が入って現代人の剥製となるのです。
ここで、自ら進んで展示物にならないような相手は、人に観察されるのが嫌いな、もしかしたらどこかの国のスパイかもしれません。
いつきても必ず新しい発見や出会いがある『国立科学博物館』。常設展だけ何度でも見にこれる「年間パスポート」は1,000円!お得です。
【補足】
いまならミニ企画展「帝国飛行協会と航空スポーツ」があります。ただの写真展ですが、日本に飛行機の技術が入ってきてからの飛行機と人々の歴史が見れます。当時日本で作られた飛行機はいく度となく、町や海に落ちるものだったようです。ただ、そんなひっくり返った飛行機の傍らで、清々しく笑っている技術者やパイロットの笑顔。(墜落したのにですよ?)
きっと当時のひとのこういう笑顔を支えたものが、僕らに足りないんだな。って。思いました。(松任谷由実の「ひこうき雲」聴きながら見ることお勧め)