おのめのめ楽園 [改]

Never done before!

ホルモンとベビー

家でいつも何飲んでるかって?
そうね、大体ウォッカトニックですね。ええ、村上春樹の影響ですね。

いつからお酒、飲んでました?って覚えてる?
覚えてる。
とにかく僕の育った千葉の佐倉は、冬の風がさっむい。
何が寒いって、風、よけるような建物無かったしね。
見渡すばかりの田園風景だったし。
トトロの猫バス、全力で走っちゃうぜって!
まさかここ風の谷?ってくらい。

そんななか、中学生で塾とか通うわけです。自転車にのって、電車乗り継いで。
さっむいなか、震えながら。
で、死んじゃいそうな時に、思い出すじゃない?
アルプスの救助犬の首にはウイスキーかブランデーの樽がついていることを。


ほんと、知恵の実を食べてしまった人間の業っすな。


昔から何故か親からはクラシックのコンサートやらミュージカルやら
音楽的なものに連れてってもらう機会が多く、今考えればありがたいと
思うんだけど、ぶっちゃけ、中学生程度だと、
寝るね。
育っちゃうから。
寝るよね。

中学からブラバン初めて楽器を扱うようになって、だいぶ音楽に対しての
姿勢っチューの?は変わったけども。
でも、寝るってば。

育っちゃうから。

っで、高校生の時に出会ってしまったわけ
GUNS N' ROSESとかMETALLICAとかMOTLEY CRUEたちに。
そこまでクラシックやポップスしか聞いてなかったし
まあBOWYくらいまで。
衝撃だったなぁー。

巨神兵?ってくらい。インパクトが凄かった。
かっこよかった。
圧倒的だった。

全滅だった。
おニャン子だって、マドンナだって、マイケルだって
巨神兵に一発だった。僕の中では。

初めて行ったライブは高校生の頃に友人に誘われていった
MOTLEY CRUEの武道館のライブ
周りは革ジャン。ガチでおっかない大人ばかり。
お手元のそれは、メリケンサックですか?って。
その首輪、ご自宅用ですか?って。
その腕のマーク、シール?イトーヨーカ堂で売ってますか?って。

そこに千葉の田舎から出てきた二人。
もうおっかないの。
でかいオームに囲われた子供の気分。

ラン🎶 ランララ🎶ランランラン🎶

っでも、でも、そのライブがかっこ良かったーーー。
あの時は誓ったね、おれ、不良になっちゃう!って。
お父さん、お母さん、ごめんなさいって。
もう、風の谷は救えませんって。
だって、オームを導いちゃったもんって。

そんなんで、僕は、そういうちょっとやんちゃでヘビーな音楽が好きで。
マキシマムザホルモンとかも大好きなわけです。
ドラムの紅一点のナヲさんとかの女性の声とヘビーな音楽との相性とか、そのギャップとかも。

最高なわけです。

▼こんなん。最高

マキシマムザホルモン ぶっ生き返す PV - YouTube


▼新しいドラゴンボールの映画の劇中歌は、これらしいよ。
いいんだよな。これも。歌詞がドラゴンボールなの。

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』 INSERT SONG: Freeza by Maximum The Hormone - YouTube


そんなベースがあるから、話題のBABY METALもお手本どおり
はまってしまったわけ。

アイドルっぽい可愛いい声と、そのサウンドに。
とんでもないものを生みましたね。アミューズ。流石。

▼こんなんね。サイコー。

BABYMETAL Catch Me If You Can LIVE - YouTube



可愛い女の子が、外国のメタルの祭典に出たり
屈強なオームを従えてライブをこなす姿は圧巻。
だいたい、ツインテールと、ぷにぷにのベビーフェイスと、メタルって。
その相反する記号の集合のカオス具合。そのバランス。

ライブのDVDは一見の価値はあると思う。
CDじゃなくてライブね。ライブ。

ぜひ見てほしいわー、
みんなに。

豚・ピッグ・ポーク

肉食女子ブームです。空前の。絶望的に。
ジバニャンも食べられちゃうんじゃなかろうか?ぐらいに。
しかも赤身ね赤身。欧米か!っていうくらいに。

「いきなりステーキ」で目の前で女性一人できてたわけ。
綺麗め系、28歳(当社比)、できる総合職風味の女子が
ステーキ300グラムを平らげていた。赤ワイン片手に。

惚れる!
なんなら添え物のコーンになりたい!
フォークの間から零れ落ちたい!

ライオンって、メスが狩りして、オス何もしなくていいじゃん。
もしかしてそんな時代来ちゃった?
百獣の王ならぬ、百獣のヒモ、目指せるんじゃねっつて。
でもね。
男子は肉じゃがとポテサラで感動するのに、女子は「肉」って。
なんっていうの。。。随分じゃないかと。
そりゃ、男だって肉食べたい!

そんな肉食女子ブームの中でも、なんだか陰の存在の「豚肉」

スペインバルブームの波に乗り、イベリコ兄さんがもてはやされたのも数年前。
いまや「あの人は今」シリーズでしかみかけない。イベ兄さん。
そして、金華姐さんや三元師匠の善戦むなしく、豚肉ブームはイマイチ飛べない。
飛べない豚はただの豚さって。言ってた!駿が言ってた!

しかし
しかしいま、豚を見直す時ではないかって思った。
いまこそ、豚に、日本に生まれたわが身に感謝してもいいんじゃないか?って。

そう、
イスラム国」

イスラム原理主義を組む彼らは決して口にしてはならない豚肉。
旧約聖書で禁じられて新約聖書で食べても良い!なんて気まぐれな差別に
甘んじている都合のいい豚さん。

イスラム教徒でも酒やギャンブルをする人はいても豚をたべるひとはいないとか。
宗教でここまで侮蔑された食べ物って無いんじゃないかって。
気の毒だ。あんまりだ。切ねえ。ぶーぶー。

牛や羊に比べて圧倒的な生産能力と、効率性。
幾多の大戦を支えてき兵量としての産業である養豚。

あなた、ちゃんと豚に感謝してる?

そんなコトがとても目からウロコの本。

『愛と憎しみの豚』 中村安希 著


Amazon.co.jp: 愛と憎しみの豚 (集英社文庫): 中村 安希: 本


ぜひ読んでもらいたいぐらい、豚の偉大さが分かります。

あと、どれだけ宗教と食生活が密接な関係があるのかを。
ほんと、無信仰な国に生まれてよかったわーって思う。
日本は神様を信じても、信仰が無いのがいいのかもね。

一神教って、強いけど狭い。

イスラム教キリスト教も、勝手よねって思う。
豚さんの気持ち、考えたことあんのか!っつて。

昔、親戚のおじさんが「牛は乳臭くって嫌い」って言ってて
鼻、おかしいんじゃないの?って幼心に思っていたけど
いま、ワタシ、その気持ちわかる!!
牛肉って、やっぱりちょっと乳臭い。
個人的には、豚肉の、あの甘い脂身と柔らかさが大好き。

ウクライナ地方には「サーロ」という豚の脂の塩漬けの料理があるそうで
薄切りをパンとトマトで挟んで食べたりするらしい。


神に感謝しながら食べたい。そう、豚の神様がいるならば。

▼写真は安くてベロベロニなれる至高の居酒屋
「四文屋」の煮込み飯。

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ねえ、なにこれ?びっくり旨すぎなんだけど!

映画館で会いましょう。

 

映画って一人で見に行きたい派?でしょ?ですよねーって。

最近映画見た?いいえ、DVDじゃなくってさ、

日曜洋画劇場じゃなくって、映画館で!

 

 

映画好きなんだけど、見に行けてないなーって。反省した。

でも映画の情報って、ほんと入って来なくなった。

びっくりするくらい。

鎖国してんの?ってくらい。

情弱なのかなって?疑うくらい。

でもtwitterとかで映画のはなしぜーーーんぜん流れてこないよ

川越の映画館のつぶやきぐらい?

なに?なんで?キネ旬とか、買わないと入らんの?

 

 

この前、新宿に新しい映画館ができたって、聞いたわけ。

そんなことすら知らなかったんだけど

場所聞いたら新宿東口っつーから

ピンク映画館の老舗「国際劇場」が無くなることは知っていたから

そこに新しく映画館ができたんだと、そう思って

そんな跡地にできるとは感慨深いなぁ~って思いながら探した。

精子の跡地に映画の聖地誕生!なんつって言いながら探した。

 

 

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ちがった、全然違った。

2軒隣ぐらいの勢いのビルの地下だった。

「シネマカリテ」

空いてるだろうなーっと思って甘く見てたら、地下すごいの。

通勤ラッシュかな~?ってくらい。

サザエさんのバーゲンぐらい。

もうカップルだらけ。右見ても左見てもカップル。

ババ抜きで場に出されたカードみたいに、みんなカップル。

 

ごめんね。僕ジョーカー。

 

ティム・バートン監督の「ビッグアイズ」の初日だった。

 

 

スクリーンも凄い小さい。

でも最前列でも映画見やすい距離感。あと前席との空間が

すこし他より余裕がある感じ?がいい。good

 

 

予告編もいっぱい流れてて、いい感じだ。

 

「ビッグアイズ」

映画はどうだったか?って。

う~ん。いい映画だったよ。

でも僕はティムバートンからの業界に対しての警告!みたいに感じた。

どーしようもなく観客に媚びて商業的になりすぎた、映画に対して

この作品を通じて、文句を言っている気がした。

映画って、そーじゃねーだろ?

作品って、そーじゃねーだろ?って。

なんかね。そんな気がしちゃったんだ~。

 

目が大きい人のはなしかな?また白塗りの俳優とかでちゃう?って

思ったけど全然違うから。

ハサミが手の人も、チョコレートもでないからね。

ティムバートンってだけで期待するのはやめたほうがいい。

 

で、やっぱり映画館っていい空間だなぁ~って思ったわけです。

よし、携帯だって電源切っちゃうぞって。2時間世界が変わるぞって。

 

この本の影響もあるんだけど。

 

原田マハ 「キネマの神様」

Amazon.co.jp: キネマの神様 (文春文庫): 原田 マハ: 本

 

そう、映画のはなし。

前から気になって本は買っていたんだけどやっと読んだ。

読み始めたら一息だった。

面白いの。

映画好きにはたまらんの。

映画の奇跡を信じたくなる。

映画好きの駄目親父と、その娘の映画に対する愛のお話、って言うと

すごく詰まらなく聞こえるんだけど、自分の文才の無さに驚愕。

 

でも映画館で映画見たい!!!!って気になる。

そんな話だし、巻末の解説が「片桐はいり」さんってのもまた!

くぅーーー、いいね。大将!わさび効いてる!この赤身!

 

 

なんだか名画座とか単館系とか、見たくなった。

調べたら2月からキネカ大森で「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」って

桐島、部活やめるってよ」と二本立てとか、激熱ブッキング。

 

このお正月明けのしばらくは、ちょっと映画あんまり見たいのないから

こういう名画座で楽しむのもあり。

 

映画館なら、誰にも邪魔されず、好きなだけ、泣いて、笑える。

壊れかけのレイディオ。カルテットの会。

汐留の時代は、すんごい愚痴、言ってた。
壊れかけの蛇口さながらに言ってた。
夜な夜なね。すしざんまいとかでね。仕事の愚痴をね。
アナキュウ細巻きと共にね。
だって、そうしないと壊れちゃうから。
壊れかけのレイディオみたいだったから。

それもこれも若かったからなのか?
たぶん違う。
愚痴を言うっていのはそれに共感する「誰か」がいるからで
そいつがいないと、受け止めてくれるバケツが無いと、
愚痴を言うこともないって。
だからそーいう相手がいるってのは、ある意味ハッピー?


今日はそんな壊れた蛇口と、穴の開いたバケツの集まり。
じゃあだめじゃん!つって。

Tカルテット
まるで、ターミネータみたいだろ?T800みたいだろ?
まるで生きているみたいだろ?死んでるんだぜ?


ネーミングセンスがひどいのは、酔っ払ってつけたから。
うん。多分そう。
メンバーの苗字がみんな「た」行で始まるから。その四人だから。


そして、今回の、新年の一回目のカルテットは
恵比寿。
昔は通った。合コンだってやった。この街で。
いい思い出がいっぱいある、この街。
でも今日はこの街で、蛇口、壊します。

最近めっきり足を踏み入れていない。恵比寿。
なんで?銀座より25%程度、女の子が可愛く見えるのはなんで?
そんな感じで目移りして転びそうになり、危うく本当に
死んじゃうん!っって思いながら、中華「張家」へ

▼けっこう美味しかった!どのメニューも。お勧め。

張家 恵比寿店 (チョウヤ) - 恵比寿/中華料理 [食べログ]


違った!今夜は違った。カルテット。

壊れかけのレイディオの集まりじゃなかった!
真っ当な。
眩しいくらいの美女ゲストがアサインされてた!
しかも僕しか面識ないのに顔本でつながった幹事がアサインしてた。

ねえ、トヨピー(幹事)、それはびっくりするけどさ?
ねえ、だからいったん家に帰って着替えてひとりさっぱりして来てるの?
ねえ、いつもよりずいぶんまじめな話してない?下ネタは?

その美女は、前職でお世話になったNPOの事務局のかた。
お仕事を辞めて地方で仕事をするということ。
しかも、しかもまた、人のために!!!!

眩しい!まぶしすぎる!
ごめんなさい。僕は不純です!
毎日、地球を蹴り飛ばして歩いてます。
郵便ポストが赤いのも、頼んだ餃子が来ないのも
ぜんぶ、僕のせいです。ええ。たぶん。

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なんだか久しぶりに話せて良かった。うらやましーなーって。
自分のやりたいこと、行きたいことに正直になれている
人生を選べること、って幸せなことだなって、思った。

選べる人って、それは誰でもなれるわけではない。

よくあるじゃない?
予備校とか専門学校とかのCMでさ、
「なりたい自分になる!」ってさ
「やりたいことをやろう!」って。
おいおい、馬鹿言うなって。
だから分けわからん新人が増えるんだって。

あまり現実が見えなくなるような宣伝はやめてあげて欲しいよ
なりたい自分になれる人って、ほとんどいないし。
人生を選べるようになる人も、少ない。


おっさんは思うんよね。

やりたくないことでも全力でやれる人が、
選べる人生を手に入れるんだと思うけど。ね。

知らんけど。

さて、次回の飲み会はだれを「ゲスト」として召喚しようかな~

俺イタ・俺フラ・オレオレ

寒いです。今年は雪がまだ東京は積もっていません。
成人式近辺で降って、東京はパニックになるのに・・・。
我が家の前の坂道で、動けなくなるドミノピザのスクーターを助けずに
済んでいます。
雪の日に、ピザ頼むの、みんな、やめてやってくんないかな?

さて、そんな寒空のなか、友人女子と飲みに銀座に出ていたわけです。
銀座に出るって言っても、職場なのでまったく特別感が出ません。本気出せません。
そして、クリスマス&年末と怒涛の欲望を飲み込んだ後の
銀座も、同様に本気を出していない気がしました。
(この時期の銀座だったら友達になれそうです)

コリドー通りに出て、あっついおでんとたこ焼きを!と思って「たこ八」を
覗くとすでにいっぱい。あっつあつを瓶ビールで流したかった!のに!



だから隣のビルの「ロックフィッシュ」に行こうと。
銀座ナンバーワン、いや世界ナンバーワンの「ハイボール」を飲もうと。




いっぱいだった。

思い出がいっぱいだった。オフコース(泣)なんてこった。
ここまで来て飲めないのもつらい。
三杯飲んだらいつのまにかクラクラになる「ハイボール」を飲みたかった。
肴はあぶったイカでよかった。

がっかりしていたら一緒の女子から「俺イタ、空いてたよ?」

俺のイタリアン。
いつから君のものになった?と問い詰めたい店。
僕は、どこか避けていた「俺の~」シリーズ。
なんでか?
どーも、なんだか好きになれない「俺の~」シリーズ。
俺のやきとり、俺の揚子江、俺の~、俺の~。


ねえ?知ってますか?
飲みの席でずっと自分の話しかしない人って、嫌われることを。
「お前、よくもまぁずーーーと自分のことばっか話せるな」って。

僕はそんな人を見かけると「misono」って呼んでます。


そしてコツコツおいしいイタリアンを作ってきている銀座のお店に対して
「俺の~」だけで乗り込んでくるその黒船の雰囲気が!
ペリーめぇ!開国なんてしないぞ!っと。

そんな嫌悪感があって行こうとも思わなかった。

そう、今日までは。

でも、寒い。この日は寒さがスペシャル。毎日がスペシャル。
「・・・もう、一回だけだかんね!」的な二次元のアニメヒロインのように
足を運んだわけです。「俺イタ」へ。


お店に入るときに、言われたことがありました。
「音楽チャージが000円つきますがいいですか?」
はい?って、夏なら聞いてた。
でも僕らはすっかり冬将軍に負けて黒船来航。
ペリーに白旗振りながら、「はやく!はやく店に入れて!」の思いです。


店に通された席が、目の前に楽器がどーーーん。
まさかの砂被り席。
極上の甘いささやきすら消される距離です。
本当によかった、デートじゃなくて。
(デートで俺イタは選ばないか…)

一杯目は、泡。黒船の船員のすすめるままに泡。
料理は?っていうと、確かに安い。
でも、特別唸るようなおいしさを感じるかってと、そうでもない。
僕的に総評するなら「料理は普通!」
銀座ってもっとおいしいイタリアン、あるかんね。

▼たとえば東銀座のアナスタシア
 前菜も悶えるほど旨い。

アナスティア (Anastia) - 東銀座/イタリアン [食べログ]



しかし「俺イタ」良かったこと。
目の前にどーーーんのライブが、良かった。
すごく小さなジャズセット。
ピアノ、コンバス、ドラムセット。
でも凄くこじんまり良かった。
ドラムを女の子が叩いていたんだけど、このこが可愛い。
いや、外見の可愛さではなくて、セットに向かう姿や
音に耳を傾ける姿がとにかく可愛い!


っで、結局そんなんだから、食べ物の印象は限りなくうっすいわけで。
個人的にはもう行かないなって思ったわけであります。

サイゼリアのラザニアで、いいかな?って思うわけです。
サイゼリアの紙パックのワインでもいいかな?って思うわけです。
あー、俺のサイゼリア行きたい。

あの震災から20年って考えて過去を振り返って、震えた。

 

もうあの神戸の震災からもう20年経ったんですね。

時間は誰にでも平等に流れるんですね。金持ちでも、貧乏人だろうと。

神戸新聞NEXT|連載・特集|阪神・淡路大震災|震災20年

あの神戸の震災の時に、どこであの惨事を知ったのか・・・。

 

僕は大学生で明るく元気な彼女もいて、でも大学生の特権の

「ただ無駄に時間を消費する」ってことをしていた気もする。(いやその通り)

 

当時はネットがバリバリです!って世の中じゃなかったから、あの地震

惨状がどこか遠くで感じていて。

当時バイトしていた商店街の売れない居酒屋でバイトしていて、

(なんであの店で働いていたのかな~)

オープン前に店を掃除して、玄関先に水を撒きながら店で流れていた

ラジオを聴いていた。

店の板さんとラジオ聴きながら

「この地震、なんか凄いことになってません?」

「ちょっと被害者、増えすぎじゃぁないっすか?」

なんて会話をしていたのを、思い出しました。

だってそうじゃない?

まさか、まさかあんなに人が死ぬ事態が、あの当時の日本で起きるなんて

僕は信じられなかったもの。

 

ラジオから聞こえる、その被害者の数は、ちょっと信じがたかった。

もちろん、そこで起こったことなんだけど。

 

あれから20年。

そういった情報は、目をつぶりたくても入って来る。

なんだか、誰も逃げられなくなった、そんな世の中になってきた気もするよ。

 

だから、夢を見るのが難しくなって来たのかもしれない。

でも、時間はみな同じ。だったらやっぱり夢を見よう。そうしよう。

 

 

 

 

 

 

 

岩手の本当のブランド力とその問題と。

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(どうか流行りのインフルエンザにはかかりませんように・・・
この際、ぼくは流行に乗り遅れてもいいと思っています。神様)

お正月に気になる記事を調査記事をみつけました。
ブランド調査というやつの、都道府県版です。
ムムム・・・。

ブランド力調査

http://tiiki.jp/news/wp-content/uploads/2014/10/survey2014_newsrelease.pdf

個人的には高校時代まで育った千葉にはあまり郷土愛が無いのですが
それは父や母のふるさとでも無いからかもしれませんし、
特別「あ~!千葉ってよかったな!」という土地に付随する経験も
無かったからかもしれません。



この調査で悲しいのは、父の故郷の「岩手」のポジション。
震災被害地でもありながら、あの「あまちゃん」の舞台でもあったのに
このポジション。
年々下がっているブランド力。。。

東京から三陸までは時間がかかります。しかし、東京からの距離が
その力に比例するか?というと、そんなことは無いのです。

ぼくは思うのですが、岩手は「プライドが高い」のが問題なんだと思うのです。
プライドの高さは、客観性を失います。正しい評価ができなくなります。
事実を受けいれなくもなります。


地方の活性化は、長く叫ばれていますが、僕はうまくいかない問題は
そのプライドの高さ、なんじゃないかな~って思うわけです。

▼写真は父のブログからちょっと拝借しました。
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いいところなんだから、素直になればいいのにね。